八十八ヶ所巡礼 MusicClubJANUS 2018/12/21

八十八ヶ所巡礼のライブに参戦するのは前回の挫・人間との対バン以来二度目だ。(リンク先は前回の対バンのレポ)
mi-no-fry.hatenablog.com

今回は、前回の対バンの際にまとめて購入した音源をちゃんと聞いてから行ったので、予習は完璧だった(と思う)。やはりライブはちゃんと予習した方が楽しめるなぁと再確認した。ただ、ワンマンで彼らを見るのは初めてなので、とりあえず後ろの方で大人しく首を振りつつ見ていた。

初めての八十八ヶ所巡礼ワンマン(?)、色々と独特で衝撃が大きかったのでどれぐらい覚えているか微妙だが、覚えている限りの事でレポを書いていこうと思う。
会場のBGMが消えて照明が落ち、いよいよ…!と皆が昂る中、ライブは“ゼロ年代ニコニコ動画のMAD動画”を彷彿とさせるような映像から始まった。バンドのライブでオープニングムービーがあるのタイプは初めて見たので、映像そのものも含めて衝撃的だった。ピアノゾンビのアキパンマンさんが作成した映像らしく、音楽を作れて映像まで作れるという多芸さは驚くばかりだ。
今回のオープニングアクトはパ十パヶ所巡礼(パチジュウパチカショジュンレイ)。この記事をわざわざ見に来てる人はみんなわかると思うけど、一応説明すると、要するにパートを変えて演奏するやつだ。今回はマーガレットKenzoooooo、Shimizu Kenzoooooo、Katzuya廣井の3名だった。マーガレットKenzooooooさんはあの曲のMCで「やってる意味のないことが大切 僕なりに頑張ってる…俺が一番頑張ってる」とセルフツッコミを入れていた。本当に頑張ってたんだろうなぁと思った。本家である八十八ヶ所巡礼のベースボーカルの方、どうやって弾いてんの?みたいな指の動きしてるし歌もどこがサビかわからんしどう歌ってるかも冷静に考えたらよくわかんないしとにかくスゴイので…。Kenzoooooo Shimizuさんはもう見た目から出オチだった。だって肉襦袢だもん。髪型までKenzooooooさんに寄せていた(どうやってまとめたんだろう?)。しかしドラムはしっかり仕上がっていて、さすがだな…と感じた。本家である八十八ヶ所巡礼のドラムの方に「腕上げてきてる」と言わしめたほどだ。Katzuya廣井さんは本業がBa,Voとは思えないほど完成度の高いコピーを見せてくれた。背面弾きまでしてくれて、本家へのリスペクトを感じた。
オープニングアクトのパチジュウパチカショジュンレイさんが舞台の袖に捌け、いよいよ本命の八十八ヶ所巡礼の出番である。一升瓶を携えて登場したマーガレット廣井さんは、MCで「最近パチジュウパチカショジュンレイの練習しかしてなかった」「シャッフルなんて無理」「皆さん、八十八ヶ所巡礼とパチジュウパチカショジュンレイ、どちら目当てで来ましたか?」「入り口でどっちを見に来たか聞かなきゃいけなかった…」(※全て意訳・実際の発言の記憶は曖昧)と、パチジュウパチカショジュンレイへの思いを語ってくれた。
また、マガレさんの「皆さん今年は何を失いましたか?」という問いかけに対して、
貴様らのうち一人が「〜〜しょう!」と答え、
マガレさん「え?彼女?」
貴様「〜んしょう!」
マガレさん「…感情?」
貴様「〜いんしょう!」
マガレさん「…さんじょう?」
貴様「社員証!」
マガレさん「あ!社員証か!どうでもいいやつだった!感情とか彼女とかとんでもないのブッ込んで来たかと思ったら!どうでもいいやつ!作り直すの3000円ぐらいだよね。え、会社クビになっちゃったの?」
と、コントか?仕込みか?と思っちゃうシーンもあった。社員証、なくすと怒られるんだろうな。かわいそうに。(知らん人だけど)

今年最後の八十八ヶ所巡礼、かつ私にとっては初めての八十八ヶ所巡礼(ワンマン)、全体的にまとめるととても楽しかった…!まだ買ってなかった音源も全て買えたので、もう「曲わからなくてノれない!」なんて事もないだろうし、今度は大人見するんじゃなくて前の方へ行ってみようかな。